1968-04-24 第58回国会 衆議院 文教委員会 第12号
そこを何という事務官でしたか、調べられておる物資係の事務官の人がうまいぐあいに動かして、ああいう収賄という嫌疑を受けることになったのではないか。これは私が申し上げるまでもございませんけれども、もしもこういうことを七社が実績をもとにしてうまいぐあいにころがして輸入割り当ての談合的な行為をやってきたというならば、これは刑法の九十六条ノ三に該当する大事件であります。
そこを何という事務官でしたか、調べられておる物資係の事務官の人がうまいぐあいに動かして、ああいう収賄という嫌疑を受けることになったのではないか。これは私が申し上げるまでもございませんけれども、もしもこういうことを七社が実績をもとにしてうまいぐあいにころがして輸入割り当ての談合的な行為をやってきたというならば、これは刑法の九十六条ノ三に該当する大事件であります。
そのときにちようど私が物資係をしておりましたから、上司の方から、それは阿部君、目白のその方と一緒に行つて調査してもらいたい、こういう命を受けて、調査にまいりました。行つた所は岩崎澱粉工場であります。私どもの調査の方法としては、まず第一に事務所に行つて、その責任者に會いまして、大體書類を檢査しました。
物資係、食糧係、情報係、庶務、生活相談、こういうふうにわかれております。配給物資が警視廳全般の職員に來るというようなことはおそらくありません。またそういう水あめがどの係に來たのか、私は水あめの姿も見たことはありませんし、また配給されたということを聞いたこともあうません。
私は當時目白署の署員である巡査部長の矢野君と、警視廳の生活物資係の阿部巡査、目白署の同じ生活課の巡査と四人で岩崎の工場へ出向きました。それで一應岩崎新一郎君と會見して事情を聽取しました。私は警察官ではないから別段その權限はないから、矢野部長及び警視廳の阿部君がこれを質問いたしました。そして質問をしたあとで一應倉庫を見ようというので倉庫へはいつて行きました。
しかも警視廳の物資係の阿部巡査を連れ目白署から巡査を二人連れて行つて、一民間の私が、おい岩崎君、三百カン目白署に供出しろと言い得ることでありやいなやということは、賢明なる皆さんの常識の判斷にまちたいと思う。私にさようなばかなことを言えるものか言えないものか、よくお考になつたらわかると思います。
○辻委員 昨年八月中旬と聞きますから、先日證人においでになりました有田前目白署長が仰せになりましたように、岩崎工場へ目白署で初めて臨檢に行かれたのが八月二十日でありますれば、おそらくそのときだろうと思いますが、そのとき臨檢に行かれたのは、私の聞いておりますのは目白署の矢野部長、警視廳生活課物資係の阿部巡査、それから清水さんよりも初めに情報を提供したと言われております武永利三郎さん、この三名であつたように